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<Author: 李白>
<Title: 行路難三首 一>
<Format: 樂府詩>
<Year: 1988>
<BookName: 唐詩三百首詳解  上卷>
<Translator: 田部井文雄>
<style: 現代文無假名>
<style2: 日本現代譯文無假名標注>
<TranslatedTitle: 行路難　三首　其の一>
<BookPage: 212>
<UsedPage: 1>
<Feature: 0>
<End Header>
<Poem>
金樽清酒斗十千，
玉盤珍羞直萬錢。
停杯投筯不能食，
拔劒四顧心茫然。
欲渡黃河冰塞川，
將登太行雪滿山。
閑來垂釣碧溪上，
忽復乘舟夢日邊。
行路難，
行路難，
多岐路，
今安在。
長風破浪會有時，
直挂雲帆濟滄海。
<End Poem>
<Translation>
黄金の酒だるの清酒は、、一斗が一万銭。玉の大皿の御馳走は、一万銭の値段。だが、わたしは、このような美酒も珍味も杯と箸を置いて食べることができない。剣を抜き、あたりを見回して、心はぽんやりとしているありさまだ。

なぜならば黄河を渡ろうとしても、氷が川をふさいでおり、太行山に登ろうとしても、雪が山に満ちていて、わたしの行く手をさえぎっているからだ。

のんびりと釣り糸を垂れて谷川のほとりに腰をおろしてみるが、ふと、また舟に乗りこんで、太陽のあたり天子のそば近くにまで出かけて行くことを夢みてしまうのだ。この世の行く手のなんと困難なことよ。まことに困難なことよ。

人生の分かれ道は多い。いま、自分はどこにいるのか。大風に乗じて大海の波を乗り越える時は、きっと来るにちがいない。その時こそはすかさず雲のような大きな帆を高くかかげて、青海原を渡ろうと思う。
<End Translation>